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社会保険

保険には大きく分けて「社会保険」と「民間保険」があります。社会保険も民間保険も「保険料を支払い、"何か"があったときにその保険に見合った保険金なり保険給付なりを受ける」というものです。大きな違いは社会保険は国が運営しているということです。

社会保険 ところで、社会保険にはどんな種類の保険があるのかご存知ですか?
一般的に社会保険というと企業に勤める人が加入する健康保険(医療保険)と厚生年金保険(年金保険)を指しますが、 健康保険と厚生年金保険に労災保険、雇用保険を加えた4つの保険を総称する場合もあります。 もっと大きく、介護保険、国民健康保険等を含めた社会保険制度全体を意味する場合もあります。 しかし、ここでは特に断りのない限りは健康保険と厚生年金保険の2つの保険を総称して「社会保険」という言葉を使用します。

なお、労災保険と雇用保険を総称して労働保険という言い方もあります。

健康保険

健康保険はサラリーマンやOL等会社組織に所属する人及びその扶養家族の仕事外の病気、ケガ、出産、死亡に関して保険給付を行うことを目的とする医療保険です。 健康保険では加入する人を被保険者、健康保険制度を運営する組織を保険者と言います。そして、保険者には政府、つまり国と健康保険組合の2つがあります。どちらの組織に属していても保険給付に大きな違いはありませんが、一般的には健康保険組合のほうが若干給付は良いとされています。

厚生年金保険

厚生年金保険はサラリーマンやOL等会社組織に所属する人の老齢、障害、死亡に関して保険給付を行うことを目的とする年金保険です。 厚生年金保険では加入する人を被保険者、厚生年金保険制度を運営する組織を保険者と言います。そして保険者は政府、つまり国です。健康保険のような政府以外の保険者はありませんが、厚生年金基金があります。これは厚生年金保険制度の一部を政府に代わって代行するというものであって、厚生年金保険制度そのものを運営するわけではありません。
厚生年金保険に加入すると言うことは同時に国民年金にも加入することを意味します。厚生年金の被保険者は国民年金の第2号被保険者として位置付けられ、厚生年金は国民年金の上乗せされる形で保険給付がされます。
なお、厚生年金以外に公務員等が加入する共済組合もあります。こちらも制度としては厚生年金と非常によく似ています。

社会保険の手続

社会保険は事業所を単位として手続をします。事業所で働く人すべてが社会保険に加入できるわけではありません。また、入社してから退社するまでさまざまな手続が必要となってきます。

  • 会社を設立した
  • 会社の所在地を変更した
  • 従業員を採用した
  • 従業員が退社した
  • 従業員の扶養家族が増えた又は減った
  • 従業員又は配偶者が出産した
  • 従業員が産休に入った
  • 従業員が育児休業に入った
  • 従業員が傷病で休職した
  • 医療費が高額になった
  • 従業員又は家族が死亡した
  • 従業員が氏名を変更した
  • 従業員に賞与を支給した
  • 従業員の月々の固定賃金部分に大幅な変更があった

上記の他にも年に1回保険料の額を決定する大事な書類の提出(算定基礎届)があります。書類が未提出の場合、社会保険事務所からその旨を教えてくれることもありますが、傷病手当金等の給付関係の書類提出はあくまでも申請第一主義です。社会保険事務所が提出を促すことはありません。ご注意ください。